作者コメント
  <教える−教わる>の関係から、ひとり一人が結び合った関係に。子どもも大人も。 そんな願いを込めて『むすび』。
  過疎地域の小さな学習塾の通信です。
 
プロフィール      
  瀬戸内の島、山口県の周防大島で小さな学習塾を営む木村重樹さん。
 304号 積極性  2010.5.27

学年も学校も異なった人たちが一緒に席を並べ勉強する---その環境は、同級生だけとは違って恥ずかしくもあり、積極的になれないという事 をも引き起こしているかもしれません。
  303号 一人ひとり   2010.4.26

一人ひとりの分かるところからスタートする。このことがどれほど大事なことかと改めて、ずしりと重く感じています
 302号 新しいクラス  2010.3.29

学年一斉の授業をとりやめ、一週間が過ぎました。学年・学校の違う先輩後輩たち が一緒の教室・時間を過ごすことはこれまでも自由参加でありましたが、
 
  301号 「晦日(みそか)に月」で始まった2010年  2010.1.4

 「晦日に月」とは、「あり得ない事」という意味で、江戸時代には言われていたそうです。
 
  300号 塾で予習・学校はバッチリ?  2009.11.25

 木村塾は、予習と復習のどちらに時間を多くさいているか考えてみると、予習にあ たる勉強のほうが多いです。
  299号 机の向きが変わりました   2009.10

 先日机の配置を変えました。二十年以上子ども達が向き合う形でずっとやってきたのですが、初めて白板のある前を向く学校と同じ形にしました。たかが机の配置とお思いでしょうが、私にとってはこだわりがありました。「学校ではないんだ」という。
 
  295号 殻を破る  2009.5.25

 相変わらず後手後手の畑仕事を繰り返しているのですが、我が家の小さな野菜畑にもきゅうりやナス・ピーマン・オクラ・しし唐などの夏野菜が植わり、チシャやニンジンなどが小さな芽を出したところです。みかん畑も剪定・草刈り作業を一通り済ま せたところで満開を迎える事ができました。

   294号 一人ひとりの思い  2009.4.2


  3月に卒業していく何人かとの別れがありました。ずっと通ってくれた子も卒業です。長く通ってくれた子は十年近くにもなります。本当にありがとう。
 
 

 293号 小学算数まとめノート  2009.3.5


  「何、これ?」「あ〜っ、忘れてる〜」。小学6年生は学校も塾も小学校の勉強のまとめの時期です。塾の算数も毎時間復習問題に取り組んでいます。そして、問題を やりっぱなしにしないために「まとめノート」を作っています。

 

  292号  言葉が力になるとき  2009.1.29


 「タバコっておいしいん?」「僕もすってみようかな。」
私はずっと吸っていたタバコを何度か禁煙したりまた吸ったりと繰り返していたのですが、5年前に止めることができて今も吸っていません。そのきっかけになったのが先の小学4年生だった息子の言葉です。

 

  290号 コツコツきちんと  2008.10.29


 英語の学習は本来、誰か相手とのコミュニケーションをとるための学習なので、読 み書きよりも話す聞くことがしっかり出来ればいいのですが、学校で英語を学習する ときには、必ずペーパーテストで評価されます。そのために、単語のつづりが書ける ことは最低条件になります。テスト前に単語をあわてて覚えるような勉強をしている人はいませんか。せめて、定期テスト対策としては、教科書の範囲の英文は丸ごと覚 えてしまい間違いなく書けるように日頃から時間を積み重ねて欲しいと思います。
 

  289号  もうすぐ父の歳  2008.9.26


 必要があって年齢を記入しなければならない時、私はいつもすぐに何歳なのかが分 からず、生まれた年から計算しなければなりませんでした。昭和の誕生年に25を加え 西暦に直し、2008からその数を引いて・・・という具合に。つい最近やっと新しい計 算の仕方を見つけました。2008年の誕生日が来ると8+41で49歳。これからは41とい う数字を覚えておけば良いのです。たったこれだけの事に気がつくのに随分時間がかかりました。子ども達に算数を教えているにもかかわらず。
 
 

 288号  「ゆっくりな」子どもたち  2008.7.27


 中学生達に夏休みの学校の宿題をする時間を設けたところ・・・。
 この頃は、5教科の問題と同時に解説・ヒントの書かれたものも配られます。その解説と問題を見比べてみると、ほとんど解答寸前まで手ほどきしてありま す。また、学校・教科によっては一緒に解答も配られたものもありました。そのような場合、子どもたちの多くは問題文を読む事さえせず、ひたすら解答欄を埋 めていきます。夏休 み終わり近くの登校日に解答が配られたとしても、同じように穴埋めマシンと化していく子どもたちの様子は毎年の光景です。

 

 287号 自立  2008.6.25


 私 と働く場は全然違うのですが、私の塾の事をいつも気にかけてくれていて、いろいろなアドバイスをしてくれる大学来の友人がいます。東京でITのソフトウエ アの会社を興し「自立」を目指し実現している人です。現代の時代状況をきちんと理解しようとし、私たちの社会はどんな方向に進もうとしているのかを常に見 極めて行動しています。そして次の世代を担っていく子どもたちに対する熱い思いのメールを頂きました。
 

 286号 こころとからだ  2008.5.26


 先日みかんの消毒をしました。五月に入りみかんの花も開花します。その開花時期 の防除です。「消毒」と私たちは言うのですが、この言葉は衛生的に良い事をしているような印象を与える言葉です。が、本当は昆虫の防除であったり殺菌剤であったり するわけですから、印象とは違う行為です。
 

 285号 「わかる」を支える  2008.5.7


 子どもたちに問い掛ける私の言葉は、彼らの考えや持っている情報を自分で整理展開できるよう働きかける質問であるように心がけています。それは単に結果を覚えてしまえばよいというふうな学習スタイルを身につけて欲しくないからです。
 

 284号 「桜の木の下で」  2008.4.7


 学校の新学期がもうすぐ始まります。塾では始業式も入学式もなく、春休みを頂いて 新年度の始まりとなります。クラス替えもありませんが、子どもたちの様子を見ていると、それぞれ自分なりに「さあ上級学年になったぞ。頑張るぞ。」と気持ちを引き 締めているのが良くわかります。態度や表情に表れていますから、実際の言葉を聞く よりも嬉しくなり、私も背筋をまっすぐにしなければとの思いがします。 桜が咲くこ の時期、子どもたちもぐっと成長するように感じます。
 

 283号 「私が塾をしている訳・そのニ」 2008.2.25


  自分の子ども時代はもう遠い昔のことになっているのですが、たまにふと中学時代のあるシーンを思い出すことがあります。それは、私が塾をしていることにつ ながっているなあと思う場面です。数学の時間です。三角形の合同の証明でした。「ここを教 えて」という級友と問題を一緒に解いていた私の様子を見ていた先生が、「教えるというのはいかに上手に答えを導くようにアドバイスするかだ。答えそのもの を教えるのではないよ」と。その言葉を聞いてから、教える事のおもしろさを自分なりに味わったように思います。どのようにヒントを伝えるかがおもしろかっ たのだと思います。また「本当にわかっていないと上手には教えられない」とも。その通りです。自分の理解の確認に大いに役立ったと思います。
 

 282号 「私が塾をしている訳」  2008.1.29


 木村塾も新年度で23年目を迎えます。
 ずっとやってこられたのは私と「一緒に勉強してもいいよ」と思ってくれる子どもたちと、支えてくれた地域のお父さんやお母さん方がいらっしゃったからです。ありがとうございます。 こんなに時間が経つと、いつの間にか塾生たちのお父さんやお母さんの年齢を追い越してしまい、「先生」と呼ばれることに慣れてしまい、始めたころの新鮮な気分はどこへやら・・・ということに なっているかもしれません。
 

 281号 「明けましておめでとうございます」  2008.1.4


 2008年01月01日 7時37分 明けましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願い致します。
 今年は白木山で初日の出を迎えました。
 

 280号 「人のために」  2007.11.26


 先日、「医者が井戸を掘る理由(わけ)」という演題で医師の中村哲さんのお話をう かがいました。アフガニスタンで医療活動と、灌漑に取り組んでいるペシャワール会の現地代表の方です。著書もあり、テレビなどでも活動が報道されていますので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
 

 279号 心が変れば・・・ 2007.10.27


 続いていますよ。私の小さな一歩の日常の中のウオーキング。この一ヶ月の様子を報告しますね。歩数計を朝起きてからすぐにつけ、寝るときはずし翌日パソコンに記 録。週ごとの平均をとってみると、この4週で5000、6000、7000と着実に増えてきま した。平均が上がってきたのは、「今週は最低でも5000歩」のように最低ラインを決 めたからです。
 

 278号 始まりはちょこっとプラス 2007.9.24


 最近「これはメタボ?」とお腹まわりが気になり始めました。歩数計をつけて歩いてみると、なんと一日四千歩なんていう日もあって、目指している一万歩にはほど遠 い。いくつかの栄養学の本に成人の運動として一日一万歩歩く事が進められていたか ら、私も目標にし、二ヶ月歩数をチェックしてみました。
 

 280号 「人のために」  2007.11.26


 先日、「医者が井戸を掘る理由(わけ)」という演題で医師の中村哲さんのお話をう かがいました。アフガニスタンで医療活動と、灌漑に取り組んでいるペシャワール会の現地代表の方です。著書もあり、テレビなどでも活動が報道されていますので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
 

 279号 心が変れば・・・ 2007.10.27


 続いていますよ。私の小さな一歩の日常の中のウオーキング。この一ヶ月の様子を報告しますね。歩数計を朝起きてからすぐにつけ、寝るときはずし翌日パソコンに記 録。週ごとの平均をとってみると、この4週で5000、6000、7000と着実に増えてきま した。平均が上がってきたのは、「今週は最低でも5000歩」のように最低ラインを決 めたからです。
 

 278号 始まりはちょこっとプラス 2007.9.24


 最近「これはメタボ?」とお腹まわりが気になり始めました。歩数計をつけて歩いてみると、なんと一日四千歩なんていう日もあって、目指している一万歩にはほど遠 い。いくつかの栄養学の本に成人の運動として一日一万歩歩く事が進められていたか ら、私も目標にし、二ヶ月歩数をチェックしてみました。

 

 

 277号 暗算って必要なの? 2007.7.27


 算数・数学が苦手でなくなるために計算が楽に出来ることがきっかけになります。 四則のうち割り算で一番時間がかかります。それも二桁以上の数で割っていくときに 急に遅くなります。それは商を見積もる的確さがあるかないかにかかっているようです。
 

 276号 仕事って何? 2007.6.25


 最近のニュース。「肉の希望社」の牛肉偽装。「善意社」の儲けに走った介護保険 事業。英会話学校の強引な生徒勧誘。さらに「国家的振り込め詐欺」とまで言えそう なお粗末な年金事業。ネットカフェ難民が増えていると報道されていますがその一方 で、ネットカフェは儲けになると全国チェーン展開をはかる大手企業があると か・・・。一体私たちの仕事ってどうなっているのでしょうか。
 

 275号  「距離をおくと自分も相手も見えてくる」  2007.5.28


   「距離をおくと自分も相手も見えてくる」  柳井に暮らすようになって一月が経ちました。行ったり来たりと移動の時間が増えた訳ですが、それにも慣れました。見渡してみると遠くまで毎日出勤してい るお父さん方もたくさんいらっしゃいます。私が特段珍しいケースではありません。移動時間も考え事の時間になったり、CDやラジオの情報を得る時間になっ たりしています。
 

 274号 丁寧な日常 2007.4.23


 今日は、塾の子どもたちとの日常の一場面からお話を始めます。
 

 273号 やっぱり、人と人 2007.4.2


 塾 の春休みを頂いたこの間に、各地で個人塾をしている仲間との勉強合宿に行ってきました。仙台・東京・大阪・姫路の各地で子どもたちのことを考え続けている 先輩方ばかりです。主なテーマは現代の若者達の学びの環境や労働の環境。参考図書として『働く過剰』(玄田有史 NTT出版)。

 272号  「子育て失敗しちゃった!」   2007.1.29


 子 どもたちのことをお母さん方と話す機会も多いのですが、「子育て失敗しちゃった」との言葉を聴く事がこれまでに何度かありました。つい最近も久しぶりに メールでお互いの様子を報告した元塾生から、この言葉を聞きました。「私は子供をダメにしているのではと思います。」今や二人の小学生の母親で仕事もしな がらの子育てです。
 

       いつも心に太陽を 2007.1.4


   今年も塾生・お父さんお母さん方と嵩山山頂を目指し真っ暗な中、教室をスタートし二時間近くの上り坂を黙々と歩いて予定通りたどり着きました。展望テラス からの写真です。とってもきれいでした。この日の出のようにこれからの一年が平穏でありますようにとゆったりとお祈りしました。

 271号  言葉とまなざし 2006.10.25


 教 室の学習環境を整える事を前回書きました。まずそのために言葉を注意して使う事から始めました。私自身の言葉も子どもたちの言葉も。時間の経過と共に少し ずつ子どもたちも嫌な言葉を口にしなくなってきているようです。時に思わず口をついて出てくる場面もあったり、塾の時間の終わりにそれまで我慢していて辛 かったかのように嫌な言葉をふざけて連呼し教室を出て行く人もいたりしますが、確実に教室の空気が気持のよいものになってきていると私は感じています。
 

 270号 学習環境破壊 2006.9.25


  「次はこの問題。この日本語を英語に直してね。ちょっと注意が必要なところがあ るよ」と言いながら、白板に「これは古い地図です」と書きます。何人かのノートを 見てもまだ正解した人はいません。しばらくすると「anじゃぁ」の声。◆「Aさん、 これはどうなる?」と問いかけた時、「○○じゃぁ」とB君の声。◆「この練習問題 をやるよ」と、プリントを配ると、「計算しなさいって言うのは、この2aと3aを足し たらええんよね。次は3とマイナス4よね・・・」と事細かく実況中継をする人がい ます。
 

 269号 スタイル  2006.7.26


  塾卒業生からの嬉しいメール、許可を頂いたので転載します。是非塾生の皆さんにお 伝えしたくて。この春大学生になり、これまで過ごした様子を気持ちをこめて伝えて くれました。素敵なメッセージです。この文章に付け足して書いてしまうのも失礼な ことかと思いますが、この文章をきっかけに私の思いを整理しお伝えします。まずは そのメール(一部)を。
 

 268号 「できる」と「わかる」  2006.6.26


  たくさんの方に懇談に来ていただき、貴重なお話をありがとうございました。お話 をうかがい子どもたちひとりひとりのお家での様子がよく伝わってきました。教室で の子どもたちしか知らなかったと、当然のことながら、あらためて新鮮な感じを持ち ました。お話の後では、子どもたち一人ひとりの顔が、今まで以上に活き活きと見え てくるようです。私にとってお母さんやお父さん方とお話できたことはとてもよかっ たです。
 

 267号 何が好き? 2006.4.3


 進級・進学おめでとうございます。寒さから暖かさへと変るこの時期の空気、桜に象徴されるこの季節の花々や自然の色、うぐいすの声。そんな安らぎの中、子どもた ちの成長をそばで感じることのできる幸せをしみじみと味わっています。学年がひと つ上がる子どもたちを見ていると、それぞれの成長をはっきりと感じることが出来ます。

 

 266号 何が好き? 2006.2.27


  子どもたちと一緒に勉強していて一番大切なことは、「やる気」を出してもらうにはどうしたらいいか、ということに尽きると思います。・・・と前回の「むす び」の書き出し。しばらく「むすび」が書けなくてようやくパソコンに向かって今の思いを綴ろうと開いてみると、この自分の文章。なかなかやる気を出すのは 難しいと実感しているところです。

 

 265号 論理療法 2005.11.2


  子どもたちと一緒に勉強していて一番大切なことは、「やる気」を出してもらうに はどうしたらいいか、ということに尽きると思います。どうしたら進んで勉強する子 になるのでしょう。そんな魔法でもあったら使ってみたいものです。英語のことわざ を思い出します。

 
 

 264号  テレビを消そう! 2005.9.28


 「4週間テレビなし」で過ごしました。夏休みに入ってすぐの7月24日からの2週間と9月12日からの2週間。といってもテレビが壊れたわけではありません。
 広島市教委が2週間子どもたちも含めて家族全員でテレビを見ないで過ごすモデル 事業を実施するとの新聞記事を眼にしたからです。テレビやビデオ、テレビゲームの全面禁止です。参加家族を募集していたので、我が家では参加することにしました。 父親である私の強権発動です。市教委の実施期間は9月12日からでしたが、ためしに7月にも2週間テレビを見なかったということです。


 

 263号  考えることは楽しい! 2005.8.25


 算数・数学の授業の一場面。二学期の予習です。
 5年生、分数の大きさの学習。「@6分の1 A6分の3 B2分の1。この三つ の分数の大きさの関係を説明して」とお願いしました。@よりAが大きい、Aは@の 3倍、@よりBのほうが大きい。ここまではこれらの分数を数字として眺めて解決し たようです。そして残るはAとBの関係。分母も分子も数字が違います。

 

 262号  「こなす」勉強から一歩踏み出そう!  2005.7.25


  「子どもたちの家庭での勉強時間がとても減少しています。これは塾にとってチャ ンスです。」塾教材会社の宣伝文句。塾にきてもらってどんどん勉強してもらいま しょう。情報処理能力のあるパソコンを武器に一人一人が希望する分野のプリントを こなしていく。

 

 261号  生活に根ざす  2005.5.30


 「畠の足音は肥やし」。素敵な言葉だと思いませんか。勤勉に畠に通う農家の人の 営みを見事に表現した言葉ですね。短い言葉の中にぎゅっと情景が込められている。 日本語の美しさをも実感させられました。
 

 260号  環境を整える  2005.4.26


 大人たちは子どもたちに勉強して欲しい、勉強がわかるようになって欲しいと願っています。そして、口をすっぱくして「勉強しろ」と言います。でも、何をどのよう に学ぶのかをきちんと伝えていないのではないでしょうか。
 

 259号  誰もが「認められている!」  2005.4.4


 進学・進級おめでとうございます。学校の入学式・始業式はもう少し先ですが、塾 の新年度の始まりです。どうぞよろしくお願いいたします。
 
 

 258号  「こつこつ努力」は勉強の始まり 2005.3.8


 中学生も高校生も学年末試験が終わりました。自由参加も含めてたくさんの人の試 験直前を一緒に過ごしました。準備不足でやらなければならないことがたくさんある人が目立ちました。また、中学生なら、学校の教科書ワーク、高校生なら学校指定の 問題集や参考書、これらはテスト週間にあわててやるのではなく、日ごろ毎日の学習の中で取り組んでいくと力になるのにと思うものなのですが、そのテスト範囲がきちんと済んでいる人がとても少なかったようです。

 

 257号  宇宙とスローライフ 2005.1.27


 「今日の月きれいじゃったよ。もしかして二日月?」「残念、今日は三日月でし た。でも、きれいじゃったね。」教室に月の暦が張ってあるので、月を眺め、月のこ とを話してくれる人もいます。またまたお月様の話ですが、ずっと前から気になって いたことがあります。一体この宇宙はどんな距離にどんな大きさで惑星があるのかき ちんとイメージできないものか、銀河系のジオラマを教室の天井につくりたいとずっ と思っていました。そして、太陽・水金地火木土天海冥の直径と距離を計算してみる と・・・ぜんぜん教室のサイズなんかにはうまく納まらないことがわかりました。

 

 256号  時間の区切り 2005.1.11


 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 今年の初日の出登山は、時に小雨か小雪かちらつく中を登っていきました。途中帯 石観音をお参りし、岩屋権現様の駐車場で車組みと合流。総勢二十名近くに。その駐 車場はちょうど尾根に位置し、岩国側から冷たい北風が吹いてきます。
 

 

 255号  仲間 2004.11.30


 子どもたちと一緒に勉強していて、英語や数学・算数といった教科の内容がしっか り理解できることを願っていますが、それ以上に、思っていることがあります。それ は、子どもたちひとりひとりが考えることをいとわず、知らないことを知ることの喜 びを味わい、自分で計画がたてられ、積極的に取り組むようになることです。目の前 の教科に対する技術的な解決策ではありませんが、どんなことにも通じる根っこの力 だと考えるからです。  

 

 254号  時間の形 2004.9.27


 推定樹齢千二百年の杉の巨木を見ました。「見ました」というにはなんともその巨木に対して軽々しすぎる感じがして、私の気持ちをうまく表現していないのですが、なかなか良い言葉が見つかりません。「出会った」といった方がまだしっくりきます。  

 

 253号  想像力(思いやり・共感) 2004.7.27


  長崎県佐世保市で悲しい事件が起きました。被害者・加害者ともに小学六年生のクラスメート。こうした事件から私たちは何を学ぶべきでしょうか。事件から 二ヶ月が経とうとしています。その間いろいろなことが報道され、議論もたくさんなされています。いくつか整理してみます。

 
 252号  コミュニケーション   2004.6.29

 先週の「自由参加」の様子をお伝えします。期末テスト直前ということもあって、た くさんの方が参加してくれました。教室はずっと満員で、隣の部屋もほぼ満席という 時間もあるくらいでした。中学生も高校生も一緒です。

 
 251号  音読は運動   2004.5.25 

 音読は運動 「新聞の時間」を小学生は毎時間欠かさず、中高生も試験中以外はなるべく続けています。もうすぐ2年になります。始めた当初は黙読をお願いしていました。新聞記事 をパソコンにとりこんで、すべての漢字にルビをふって学年に関係なく漢字も読める ようにしていました。 

 
 250号  社会の変化   2004.4.5 

 2005年4月から使用する小学校教科書の検定結果がこのほど発表されました。「発展的内容」が全教科に登場することになります。 「発展的内容」とは、学校で教えるこ とを定めた学習指導要領の範囲を超える内容や上学年の内容です。 

 
 249号  学び方   2004.2.27  

  中高生は今期末テストの真最中。テスト直前にテクニックや丸暗記、語呂あわせでで切り抜けるといった方法もついついとってしまいがち。でも、できればそう しなくてもきちんと頭の中が整理されていて、自在に蓄えた知識の引き出しを開け閉めできるようになっているのが理想的。  
 
 248号  二日月   2004.1.26  

 二日月 一月二十三日午後五時四十分。「ちょっとごめんね」と私。授業の合間に教室か ら外に出ました。ありました。西の空に二日月が。想像していたより高い空に、そし てとても細く薄い月。早速こどもたちと授業の区切りをつけみんなで外へ出ました。 「どこ、どこ」。算数教室の日なので、小学二年生から六年生までの九人の子どもた ちと一緒に、西の空をしばらく眺めていました。幸いにも雲は低くなり、「すごく細 いねえ」「わあー、きれい」。沈んだばかりの太陽の明るさがまだ残るためとても薄 い黄色。
 
 247号  出来る・出来ない 競争・協同  2003.11.29  

  今中高生は定期テストの真最中です。「テストさえ無ければ」という言葉を繰り返し聞きます。でもテストはなくなりません。子どもたちがテストを嫌いな訳 は、たくさんあると思います。テストのある日までに記憶しなければいけないこと。教科が多すぎると感じていること。こんな勉強して何になるのと疑問を感じ ていること。限られた時間に答案しなければいけないこと。テストに点数がつけられ順位をつけられること。

 
 
 246号  大人になろうよ 2003.10.26

 木村塾では小学一年生から高校3年生までの人たちと一緒に勉強しています。小学生クラス「算数教室」では、ほとんど全学年にまたがっています。九九を勉強している二年生の隣で速さを勉強中の六年生がいたりします。

 
 245号 夢で解く問題  2003.10.3

 木村塾の小学生クラスでは「算数教室」として、教科書・学年に関係なくみんなが楽しめるように間違い探し・クイズ・パズルの時間を設けています。どんな問題も いろんな方向から考えることが出来るし、考えることが楽しいと感じてもらえるとい いなと思っているからです。

 
 244号 感謝する心   2003.9.1

 夏休みも終わり二学期が始まりましたが、8月後半、時間と宿題との競争。提出と いう形をなんとか取り繕う。そんな子どもたちの姿を見ていると、「せっかくのチャ ンスなのに、残念」と感じます。
 でも、子どもたちの言い分は「どうもやる気が出て こん」「もう少し時間があったらよかったのに」。そんな言葉を聞くと、「(子ども たちが)持てる力を存分に発揮するにはどうしたらいいの?」「そのために大人であ るあなたは何ができるの?」と問われていると感じます。


 
 243号 成熟した社会   2003.7.28

 「スローフード」・「スローライフ」という言葉を最近よく耳にします。
  もともとイ タリアの小さな村から始まった「スローフード運動」とは、その土地にしかない材料を使った料理を大切にし、家族や友だちと話しながらゆっくり「食」を味わおうというものです。


 
 242号 結果か過程か   2003.6.3

 中高生は中間テストが終わり、結果の報告をしてくれる人もいます。喜びの結果もあ れば、そうじゃない場合も。でも、点数となって表れる結果に振り回されるばかりで なく、今回のテストに対して自分の勉強のどこが良くてどこが良くなかったのか、 しっかり振り返っておきましょう。

 
 241号 言葉の力   2003.4.25

 今月も土曜教室の授業「嫌な言葉と嬉しい言葉」の様子から。「紙を二枚渡します。一枚には言われて嫌な言葉、もう一枚には言われて嬉しくなる言葉を書いて下さい。自分が言っている言葉でも、人から言われた言葉でもいいです。」
 子どもたちは声に出しながら書いていきます。すぐに出てくるのは、嫌な言葉ばかりです。


 
 240号 一年分のカレンダー  2003.3.24

 今 年の初めから教室に一年分のカレンダー12枚をつなぎ合わせたものを貼っています。縦長で天井から床までとどく長さです。これまでは中高生の受験の日程を 意識するために3月までを一続きにしていました。中学2年生のクラスの子どもたちと話してるうちに、「一年分をつなげてみたら・・」ということになったの です。そのカレンダーをめぐって。
   

 
 239号 自分を見つめる  2003.2.25  

 自分を見つめる 学習塾という場で、子どもたちと教科書を開き、プリントに取り組んだり、考えを 発表したり・・・。子どもたちは、それまで知らなかったことを知り、わからなかった事がわかるようになる。出来なかったことが出来るようになる。子どもたちがそのように成長していくのを傍らで感じられるのは幸せなことです。 
   

 
 238号 全体を見渡す力  2003.1.27   

  今年度から新しい教科書になりましたが、ほぼ年間の教科書内容全体を実際に子どもたちと取り組み、振り返り見渡せる時期になりました。私自身振り返ってみ ると、やはり、いろいろな面で昨年までの内容がずいぶんカットされているので教えづらく、また、全体像を把握させるのが難しいと感じることが多くありまし た。
   

 
 237号  受動から能動へ  2002.11.25   

 中高生の定期テストが始まります。また、受験を控えている中学高校の三年生も、 それぞれの目標に向けてがんばっています。塾で学習の多くはプリントということになるのですが、各自でテスト勉強の時間も設けています。
   

 236号  「新聞の時間」のその後  2002.10.29 

  新聞を教材にいろんな話題の記事をほぼ二ヶ月の間読んできました。子どもたちの「読解力を養う」ということを目標に始めたわけですが、その間の子どもたち の様子から、「読解力を養う」ということが、今の子どもたちにとってどういうことなのかいくつか見えてきたことがあります。

   
 235号  「時間」は「いのち」   2002.9.28 

 先週のあるクラスで、怒ってしまいました。その時の様子。授業の前半、子どもたちのそれぞれにプリントを配って、各自で取り組んでもらっています。子どもたちの中には、各自のプリントがなかなかはかどらない子もいます。子どもたちどうしのお しゃべりがやみません。何回か「がんばってやろう!」「何が分からんの?」と声を かけてもなかなか進みません。

   
 234号  読む             2002.8. 

  これから、塾生には毎日、新聞記事の切抜きを読んでもらう時間を設けることにします。小学生にも中高生にもです。それぞれ、内容は年齢に応じた読みやすい ものから始めたいと思います。いくつかのクラスでは既に何回か読んでもらいました。何らかの形で、子どもたちの読解力を養う必要があるとずっと感じていま した。

   
 233号  学校勉強は何のため?  2002.7.29

 「学校完全週5日制で子どもたちの学習時間が減り学力低下をますます引き起こす。」 「ゆとり教育で学校外の教育機会に接する事のできない子どもたちと、その余裕のある家庭の子どもの間に学力の差が現れ、社会の階層分化がいっそう進む。」  マスコミなどでさかんに報じられています。

   
 232号  「考える」を考える     2002.6.25

 「学校完全週5日制で子どもたちの学習時間が減り学力低下をますます引き起こす。」 「ゆとり教育で学校外の教育機会に接する事のできない子どもたちと、その余裕のある家庭の子どもの間に学力の差が現れ、社会の階層分化がいっそう進む。」  マスコミなどでさかんに報じられています。

   
 231号  夏は来ぬ           2002.5.28

  自分は音痴と思い込み、歌を口ずさむ事はめったにないのですが、今この「夏は来ぬ」をたいそう気にいっています。 あるクラスではみんなの前で歌ってしまいましたが。  昨年末、太陽太陰暦の暦を手に入れて、いわゆる旧暦の感覚で毎日を過ごしています。  この『むすび』を書いている今は、卯月十七日となります。